金属を接合する方法である溶接の一種であり、紀元前2500年以上前の古くから人々に欠かせない技術として用いられています。接合する部品よりも融点の低い合金(ろう)を溶かして一種の接着剤として用いる事により、母材自体を溶融させずに複数の部材を接合させる事が出来ます。因みに、弊社では銀ろう、りん銅ろうのろう付を多くおこなっております。
フラックスを使用しないで、特殊ガスの雰囲気でおこなうろう付方法。無酸化で加熱する為、変色、酸化しません。このろう付法は、残留フラックスや残渣の処理が不要で、熱交換器など複雑な部品の同時ろう付、ステンレス鋼の光輝ろう付などその他様々なものに利用されています。弊社では銅合金専用の設備とし、多量生産に用いています。
もっとも古くから用いられている方法で主としてフラックスを使用し、差しろう付によっておこないます。当社ではこの道10年以上の熟練の職人を8名抱え、様々な複雑、難形状の製品に対応しております。特に機械では手がけられない複雑・難加工のろう付製品を熟練の職人によって製品化しています。
ハンドろう付を自動化にしたろう付の方法です。弊社で独自開発した機械を使用し、多量生産向けに対応しています。専用の制御盤により、条件等を細かく管理し、品質の安定を図っています。